代表者ごあいさつ

都筑 慎一郎 プロフィール

資格

アサンプション大学経営学部卒業
ヨガ指導者養成コース修了(米国ニューヨーク州)
アーユルヴェーダ認定コース修了(インド南部ケララ州)

これまで

2005年YOGA EARTH STUDIOを開設
2009年米国政府は国内の化学物質過敏症患者が約1,000万人であることを公表しました。日本政府は化学物質過敏症を病名登録しました。日本国内の推定患者数は約1,000万人です。
2015年BROOX YOGAを設立

所属

化学物質過敏症支援センター

化学物質過敏症(Chemical Sensitivity)

 化学物質過敏症は、「うつ病」「パニック障害」「更年期障害」「自律神経失調症」など、別の疾患として診断されたり、「原因不明」として放置されている潜在患者が多数いるものとみられています。実際、明らかな体調不良にもかかわらず、医師らに「異常なし」「気のせい」などと言われ続け、「化学物質過敏症」と診断されるまで、医療機関を何か所も渡り歩いた経験を持つ方は、少なくありません。このため、「お医者様が”異常なし”とおっしゃっているのだから」と、家族からも理解してもらえない発症者が少なくありません。発症者は症状だけでなく、孤独にも苦しめられているのです。

①化学物質過敏症を改善する

 私が2歳の時に父の転勤で引っ越し、新築の社宅が建つのを待って入居しました。母は心身が不調になり「あの家が嫌いだった。」と子供のころから聞いていました。物心ついた時から私は化学物質過敏症でした。その後1988年からまともに生活することが出来なくなりました。何百回と訴えましたが聞いてもらえることは無く、私は実家がある名古屋に住むことを許されませんでした。シドニーとロンドンへ行き、アルバイトしながら生活しました。シドニーの和食レストランで働いていた頃、海辺でジョギングをすると症状が改善することに気付きました。同時に日記を書き始めました。その後20年間、大雨でも大雪でも毎朝走りました。運動しないと生活できないことがコンプレックスだったので隠れて運動をしていました。インドと関係が深いロンドンには多くのインド人が住んでいることもあり、伝統的なヨガに触れることができました。私は長年、視覚異常感に悩まされていましたが、初めてヨガ12の基本ポーズをしたときにテムズ川の対岸がはっきり見えて精神が落ち着くことに衝撃を受けました。ヨガの効果はCSを改善することと精神が落ち着くことです。

②運動を教える仕事を志す

 毎日の運動を10年以上続けても症状に悩んでいた私は2003年に初めて精神科を受診しました。日赤病院で部長をしていた精神科医は私に「うつ病ではありません。精神病ではありません。神経の病気です。完全には治りません。」と言いました。当時のエクササイズ業界は小さい市場でした
が、運動を教える事業を志しました。運動への情熱では誰にも負けなかったからです。その3年後に報道ステーションの特集で化学物質過敏症を初めて知りました。化学物質過敏症支援センターのホームページを見て、自分が化学物質過敏症だと確信しました。
 2014年に私はインドにいました。ヨガの聖地リシュケシュという街です。リシュケシュでは肉・魚・卵を食べることができません。ヨガ施設の倫理のクラスで先生と二人になったことがありました。クラスでは一人が質問して先生が一時間かけて答える内容でした。伝えることが難しかったのですが私が経験した気持ちの良い生活と幸せについて伝えました。私は常にその生活を追い求めていましたが20年たっても取り戻すことはできず、日々を過ごしていました。先生は丁寧に私に教えてくれました。先生が教える言葉の中で、「神を追えば神は逃げる。」と言われたとき私は雷に打たれたような衝撃を受けました。ありきたりな表現に聞こえるかもしれませんが本当なんです。動くことがすべてだとでもいうように、私は来る日も来る日もずっと追っていました。先生は私に瞑想をしなさいと言いました。以来、休まずに瞑想を続けています。ここで私はお伝えしたいのは固定観念を持たずに参加してほしいということなのです。

③座ヨガをお教えします

 世界のヨガ施設では毎日2回、朝6時と夕方18時にサットサンガ(satsang)を行います。サットサンガは瞑想から始まり、ジャヤガネーシャを歌い、お話に移ります。ヨガのポーズをとることをアサナと言います。瞑想もジャヤガネーシャもアサナもヨガの一つです。ヨガは瞑想から始まり、ジャヤガネーシャを歌い、様々なポーズをとるアサナを行います。瞑想+歌+お話のサットサンガ(satsang)を難しいサンスクリット語ではなく、こちらでは座ヨガと呼んでいます。

 姿勢をよくする運動は色々ありますが、瞑想ほどいい姿勢を作れるものはありません。瞑想は頭頂から肛門までを一直線にし、背骨一本で体を支えるようにします。10分間行うことで筋肉全体に血流が行き渡り、良い姿勢を支える筋肉がつきます。脳に直接つながる脊髄を脊椎が支えています。瞑想は脊椎のトレーニングでもあるのです。体の芯が強くなります。体の動きもよくなります。脳は体の酸素の3割を消費すると言いますから、思考を続けることは体の酸素を大量に消費し続けることを意味します。脳の思考を止め、ゆったりとした呼吸を続けるだけでも良いエネルギー回復になります。酸素の消費量が減り自然と呼吸はゆっくりになります。ストレスが軽減されて心身が活発になります。勘がよくなります。瞑想は化学物質がスッキリと浄化される感覚があります。

④ジャヤガネーシャを歌うヨガ

 ジャヤガネーシャを歌うことは一番のヨガです。私は世界最大のヨガ団体シヴァナンダヨガに所属しています。指導者養成コースの教科書にジャヤガネーシャは一番のヨガだと明記されています。歌は喉だけでなく口、舌、肩、鼻、耳、目、顔、肺、お腹、心臓など色々な器官を使う最高の運動なんです。マスクをつけて行うこともできます。以下は化学物質過敏症支援センターの会報第78号から、私の主治医でもある北里大学宮田幹夫名誉教授の文章を抜粋しました。「ストレス排除。これは非常に大事です。そして養生です。早寝早起き。それから腹式呼吸が結構いいので、大声を出していただく。歌を歌ったり、お経を上げたり、祝詞をあげたり、賛美歌を歌ったりすることがいいのです。その時には背骨を真っすぐにしてください。宗教関係者は数千年も前からこのことを知っているので、みなさん大声をだすのです。」

 この文章を読んでいたのでジャヤガネーシャに興味を持っていた私は2015年にニューヨーク郊外にあるウッドバーンでヨガ指導者養成コースを修了しました。ウッドストックというロックフェスティバルが有名ですが、ウッドバーンは更に山奥へ入ったアメリカとカナダの国境近くにあります。そのヨガ施設は1970年代に作られ今も古い年代の方々が訪れます。様々なポーズをとるアサナも高齢者ではできなくなる方もいるようで、だからこそ体に負担の少ない瞑想を行いジャヤガネーシャを歌うのです。ジャヤガネーシャでまず記憶力がよくなると感じました。帰国してジャヤガネーシャ続けると体温が上がることに気付きました。信じてもらえないかもしれませんが、爪が硬くなり色がよくなりました。私はジャヤガネーシャを歌うとストレスが発散され吐き気がなくなります。女性は鳥のように体が軽くなるそうですが、私はマッチョになって力が湧いてきます。男女で健康の感覚に違いがあるかもしれません。ヨガは5千年前に生まれ歴史が深く不思議な効果があるのでスピリチュアルと思われるかもしれませんが、私にとっては根拠のある最上の運動です。私は疲れて休みたい日でも、運動が0と1では生活の質が違うので体に負担の少ない瞑想を行い、ジャヤガネーシャを歌います。

⑤化学物質過敏症患者のヨガ

 名古屋市で化学物質過敏症患者のヨガクラスを始めます。私は化学物質過敏症を改善する運動を30年間続けています。宮田先生に「ヨガをやっているからこれで済んでいる。ヨガインストラクターでよかったですね。化学物質過敏症支援センターでヨガを教えてみたらいかがですか。」と仰っていただいております。化学物質過敏症患者の皆さんをよくする機会があるとは想像もしていませんでした。自分だけがよければいいという私欲に気付くべきだと、自分自身に言い聞かせている毎日です。

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代表者について

都筑 慎一郎

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